島根県宍道湖から漁師直送! 新鮮で大きなヤマトしじみをお届けします。

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Dr.中村のしじみ講座 しじみの詳しいお話

宍道湖のしじみ漁業2

宍道湖においてシジミ漁業を行なっているのは宍道湖漁業協同組合(以下漁協)です。組合員数は1151名、その内シジミの漁業権を収得している漁業者は294名です。
シジミの漁獲には、爪のついた篭に竿をつけたジョレンと呼ばれる漁具を用いています。
そのジョレンの使用方法によって手掻き操業、縄かけ操業(機械掻き)、入り掻き操業と呼ばれる3つの方法がとられます。
手掻き操業は、舟を止めたまま、人の力のみでジョレンを曳く方法であり、縄かけ操業は、ジョレンの竿部の上下2箇所にロープを掛けその先を船に固定して、エンジンにより船を走らせながら、ジョレンを曳く方法です。
さらに入り掻き操業は漁業者は湖の水中に入り、ジョレンを曳く方法です。縄かけ操業が一般的であり、手掻き、入り掻きは松江地区と玉湯の一部で行なわれています。
そしてこの貴重なシジミ資源を乱獲から守るために宍道湖漁協で種々の漁業操業規則を定めています。

漁獲量の制限
平成10年からは規定のコンテナ2箱と定めております。2つのコンテナで約150kgです。違反者には厳しい罰則が課せられます。
ジョレンの制限
シジミを採捕するジョレンの篭の幅・奥行きは共に60cm、高さは35cm以内に制限されています。

操業日・禁漁日
シジミ操業が出来るのは、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日の週4日間だけです。週休3日制をとっています。

操業時間
縄かけ操業は1日3時間、手掻き、入り掻き操業は1日に4時間以内と決められています。
操業開始時間も定められています。11月~3月は8時より、4、9、10月は7時より、5~8月は6時からと定められています。

保護区の制定
宍道湖内に数箇所の1年保護区、夏場保護区、永年保護区など設定しています。
この様に宍道湖のシジミ資源を守るためいろいろな制限をして貴重なシジミ資源を守るべき努力をされています。
ヤマトシジミは宍道湖の宝物です。みんなでシジミ資源を守っていきたいものです。

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